2017年04月01日

週刊少年ジャンプ17号感想(2017)

仕事が忙しくなってきたので、フェードアウトしないように頑張ります。

○鬼滅の刃


「人間の原動力は心だ」と言う今回のボス鬼・下弦の壱(早く名前が知りたい)ですが、この言葉はたった2話前に炭治郎が言っていたことですね。火ノ丸相撲ではないですが、今回は「心」の戦いになりそうです。

今回は炭治郎達それぞれの見る夢というか、描く理想の未来が垣間見えました。
善逸のおかげで喋る禰豆子が見られて嬉しかったんですけど、それ以上に良かったのが、善逸も伊之助も「禰豆子はいい子(伊之助にとってはいい奴)だ」と認識していることです。

煉獄さんは夢ではなく、現実の一場面を思い浮かべているようです。
柱になれたものの、何故かやる気を無くして剣士すら辞めてしまった父親を横目に、弟を励ましながらより強く生きていこうとする煉獄さん、ただの熱い男だけというわけではないようです。
が、これが「夢」だとするなら、弟さんが亡くなっている可能性もあるのかな……。

この「煉獄さんの父親がやる気を失ってしまった問題」ですが、妄想で仮説を垂れ流します。
①「炎柱」は柱が交代しても必ず存在する
②ヒノカミ神楽(=火の呼吸?)は口伝によって継承されている
③現在の柱(しのぶと煉獄)すらヒノカミ神楽を知らない
これらの情報をまとめると、
「炎柱」は、鬼舞辻を倒せる唯一の存在「火柱」(仮)の存在を隠すための「偽者の柱」で、煉獄父はそれを知ってしまってプライドも何もかも折られてやる気を失ってしまったのかな、と妄想しました。
炭治郎と煉獄さんの父親という対比も活きてきますし、もう1つ要素を加えるなら「水柱」も代々存在しているので、水と火の呼吸が両方使える鬼殺隊の剣士=炭治郎こそが鬼舞辻を倒せるのかな、と考えました。

炭治郎の「夢」が泣けます。辛い…。
夢の中で禰豆子に語りかける母の描写は何度もありましたし、感想の冒頭で触れたように「心」の戦いになるようなので、ここで何らかの真実が明かされることもありそうです。
善逸ではなく炭治郎のターンになるのかな。


○火ノ丸相撲


潮の相棒といえば部長ですが、桐仁は再起までの沈んでいた潮をひたすら見ていたわけで、冒頭の何気ない回想もわかるというものです。笑ってしまうのはちょっと怖いですが。

さて、不吉な時間表示の通り、20秒を超えた戦いとなってしまいました。
先週、一気に決め切れなかった時点で決着が長引くのは見えていましたが、澤井が冷静さを持ち合わせているという描写のおかげで面白い攻防が見られました。
桐仁の「役に立ちたい」という心理描写は、これまでを見ていると何を言っているんだお前はという感じですが、本人の視点でどう思っているかが改めて描かれると納得しかないという。蛍への謝罪で下地はありましたし、チヒロなんかを見ていると才能があるから自分がいなくてもいいんじゃないのかと思ってしまいそうですし。

まさかの蛍と同じ取り直しとなってしまいましたが、蛍と桐仁の2人の初勝利のために何とか勝つ展開になってほしいです。しかし全くどうなるか読めない……。


【一行感想】
・ブラッククローバー:最近、読むのが楽しいです。アスタの明るさが良いのかな。
・ ROBOT×LASERBEAM:三浦くんが勝手に失望してキレないことを願います。
・約束のネバーランド:どうなってしまうのか…。
・ハイキュー:全国デビューで終始烏野優勢だった1回戦と違って2回戦は厳しそうです。音駒戦は見たいので勝ってほしいですが、全く展開が読めません。
・Dr.SOTNE:やっぱり悪い奴になりそうな獅子王くん。 
・ 左門くんはサモナー:右目のくだりがあっさり描かれていて驚きました。「こいつ左門じゃね?」でめちゃめちゃ笑いました。

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comic_review_10 at 20:37|PermalinkComments(0)ジャンプ感想 

2017年03月29日

「終極エンゲージ」3話前編 感想

「ジャンプ+」掲載です。無料で読めるのでぜひ本編を読んでから感想を読んでください。 

ディアナお母さんの心労で宇宙がヤバい。
先週の感想で、ディアナに攻撃を仕掛けたクリスを突き動かしているのは「好奇心」と予想していたので、当たって1人でニヤニヤしていました。
しかし「どちらが強いか」ではなく「宇宙の卵の加護が働くのはどちらか」を実験するための攻撃でした。こっちは読み込みが浅くて外れてしまったので残念ですが、ディアナさんの鉄面皮に隠された色々な感情が見られて貴重な経験ができました。
無表情に見えるけれど悩みの尽きないディアナと、キラキラした笑顔でとんでもない内面を見せているクリスの対比が面白いです。が、現時点だとクリスが主人公っぽくなさすぎてディアナさんの子育て苦労話の方が読みたい感じが……。
(先週書いた通り、カルキとの交流を通して人間性を獲得していくと思っているので何の心配もしていません)

クリスの願いは旅行でしたか。
ディアナには研究旅行と伝えていますが、婚前旅行ですねこれ。
「旅程を提出しろ」と言うディアナの想像力が、自分のクローンで将来の嫁のカルキを連れて旅行をするつもりのクリスの行動力に追いついていないのが面白いですね。
この話の中で神童とも言うべきクリスに並び立てる者がいない、という回想を描いているのも巧いです。
大事なのは「どういう旅行なのか」ではなく「誰と旅行するのか」なんですよディアナお母さん…!

今まで登場している3人での旅行になるのか、 原作・江藤先生が爆推しの宇宙王・ルスお父さんも同行するのか(ない)、新キャラが数人増えるのか、など考えてしまいますし、ついにカルキが誕生する!というところで来週への引きもワクワクもんです。
ミムラの仕込みか何かで出発前にクリスVSカルキになると見ていますが果たして…!? 

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comic_review_10 at 21:16|PermalinkComments(0)終極エンゲージ | 漫画感想

2017年03月19日

「終極エンゲージ」2話 感想

「ジャンプ+」掲載です。無料で読めるのでぜひ本編を読んでから感想を読んでください。 

冒頭、クリスとカルキの手合わせから始まります。
そういえば読み切り版「ハトシェプスト」ではクリスの強さは描かれていなかったので嬉しいシーンです。宇宙最強の地球王・ルスと、妻になるためにトーナメントを勝ち上がったディアナの間に生まれたクリスが現在一番強いはずですもんね。
しかし、読み切りではあんなに表情豊かだったカルキが無表情なのはけっこう悲しいです。早く笑顔が見たい……。
でも外界を知らないからこの描写も当然というものです。

クリスの友人で学者のミムラが出てくることで、彼らの過去-クリスがカルキを生み出そうとしたわけ-が少し明らかになります。
「自分の遺伝子こそが宇宙最強である」と信じた10歳のクリスが、自分の仮説を証明するためにクローン(カルキ)を生み出した、と。なるほど。
(描写には納得したけど、この10歳あたまおかしいという顔)
ただ、1話の最後を読むと、母親に怯える父親(現地球王)を見て、その関係性に嫌気がさしているようだったので、クリスの目的は物語が進むにつれて、仮説の証明から愛する者と結ばれることに変わっていくのでしょう。

無表情なカルキが人間性を獲得していくのと、自分の好奇心を満たすためにカルキを優勝させるクリスが愛を知って、互いに相思相愛になる物語、というラインが2話の時点で見えていていいですね…!

さて、友人のミムラは何やら怪しい表情をしています。
クリスのことが好きでカルキを目覚めないようにしてやろうとか、自分にデータをフィードバックして性転換してトーナメントに出場してやろうとか考えているんでしょうか(無い)。
的外れな予想は置いておくとしても、カルキの目覚めにあわせて何らかのイベントが起きそうなので、ミムラの動向には今後も注目したいです。

今週ラストはクリスと母親・ディアナの対面です。
この親子、クリスの好奇心のせいで6年前に一度戦っているようです。
「戦っている」と表現したのは、殺しにかかっているようには見えないからです。6年前にクリスがディアナと戦って現在の王妃より自分が強いことがわかった、あるいは(「宇宙の卵」の加護が無ければ)弱いことがわかったので、カルキを生み出すことを思いついたのかな、と考えましたが果たして…?
普通に考えると、ディアナがクリスを恐れている(?)ことから、クリスの方が強いのでしょうか。

1話の感想をいくつか見ましたが、 ディアナの人気がけっこう高くて驚きました。が、たしかにこの人がルスやクリスをちゃんと愛していたら良いなとか思ってしまいましたし、作画の三輪先生のイラストも素敵でした。
複雑な親子関係が見え隠れしていますが、良い家族であってほしいです。


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comic_review_10 at 22:08|PermalinkComments(0)終極エンゲージ | 漫画感想