2014年08月13日

「弱虫ペダル」35巻 積み上げてきたもの



「ひょっとして ひょっとしてだけど ボクも ボクの走りも 図々しいかもしれないけど 少しだけ…お前や小野田に影響を与えているんじゃないかって」

ジョジョとスタープラチナが表紙の35巻(違う)。
総北も箱学も前3年生が大好きだったので、新世代のインターハイを読んで盛り上がれるかな…という杞憂を吹き飛ばしてくれた素晴らしい内容です。

・総北が積み上げてきたもの


冒頭1話目の見開きだと、まるで古賀がレギュラーみたいで悲しい…。
と、ネガティブな入り方をしてどうする。坂道のゼッケン1が眩しい新生総北。
坂道が入部してから1年と少しの積み重ねが実を結んだように、各キャラクターの成長と、これまで築いた人間関係の結果が色濃く表れた描写に胸が熱くなりました。
特に今泉と杉元のやり取りは作品通して五指に入るくらい好きなシーンになりそうです。プライドの高い今泉がこう言われているからこそなんだろうなと。
坂道のスタート前のパニックは、てっきり応援に駆け付けた巻島が坂道を励ますのかと思いきや、自分で解決してくれました。ということは逆に考えて巻島さんパワーアップは別の機会にあるということですね…!
最後になりますが、今泉は肉体に疲労を積み上げてきたようで…(台無し)。
昨年はマシンで今年は肉体。これは3年編で御堂筋にメンタルブレイクさせられる未来が見える…。


・箱学が積み上げてきたもの

泉田のカリスマ性が急に高まっているのを感じる…!
銅橋を焚き付ける姿を見て、ああこいつが今年のキャプテンなんだなと実感できました。気付くのがだいぶ遅かったですが、キャプテン泉田いいじゃないか!
その銅橋を始めとした新メンバー達は、まだまだキャラが掴めないですが前年のようにレースの中で魅力的になっていくんだろうな、と今から期待しています。黒田は去年出られなかった分、回想も含めて魅せてくれそうです。

そして謎だった6人目のメンバーは新開の弟・悠人だと判明。しかもクライマーですか。
これは驚きましたが、最初に浮かんだ感想は「黒髪で新開の顔だと格好悪いな…」でした。
ポジション的には東堂の後釜なわけですが、彼のように、そして兄貴のようにレースの流れを決定づける大活躍を見せてくれるのか。新開(兄)が好きなので、期待しつつ見守ります。


・京都伏見が積み上げてきたもの…を崩す御堂筋

総北と箱学は、積み上げてきた確かなものが結果に結びつきそうな一方で、御堂筋はチームメイトが積み上げたものを今年も変わらず崩してしまいますか。
御堂筋はここまで作品を追いかけてきたにも関わらず先が全く読めない男なので(今回の巨大化含めて)、総合優勝しそうな気もしています。さすがに坂道3年編で総合優勝は無いだろう、というのと、規格外の存在なので一回は優勝するんじゃないか、という理由からそう考えています。
が、一方では、小鞠が加わったもののベストメンバーではないので今回も敗退して今度こそ綺麗な御堂筋クンになるのかも!?という気持ちも少しあったりして。
3年になっても全く変わらない御堂筋も魅力的ではあるんですが、綺麗な御堂筋も見たいです。

他のメンバーは先ほど触れたように小鞠以外は「ザク」なようで。しかし、そのザクではない小鞠が未知数です。筋肉愛キャラとして泉田と激突するんでしょうか。「最高筋肉だ…」はちょっと言ってみたいフレーズです。
あと、何気に水田がキャプテンになっていて笑いました。


しばらく出番が少なくなるからなのか、サブキャラ総決算みたいな巻でした。最高です。
総北の監督は既に存在が消えていましたが…(一コマだけ見つけたけど)。
来年は寒咲さん(兄)が監督でいいんじゃないかな…。

次巻からはレースが本格化し。前年がかなりの長さでしたが、さて今回はどうなるやら。
また名勝負がいくつも生まれることを期待して36巻を待ちます。


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comic_review_10 at 00:05|PermalinkComments(0)漫画感想 

2014年08月11日

週刊少年ジャンプ2014年37・38合併号の感想

ふろくの名場面・珍場面シールが全部で何種類かあるんじゃないかと錯覚するくらい微妙なチョイスな気がします…

【今週のピックアップ】
BLEACH

・ボス戦っぽい
最終章になってから、気付いたらボス戦が始まっていたパターンが多い気がします。
キルゲ(牢獄の人)、Vの人、そしてこのゾンビ化君もどうやらボス格っぽいです。
ただ
①山じいが自分が殺した人を無理矢理起こして操るなんていうエグい技を使っていたので下位互換な気がする
②前回のラストで唐突にゾンビ化して出てきた日番谷が面白すぎた
③マユリ様だから
以上3点の理由で、まあ負けないだろうな、という安心感があります。
なので、ボス戦というよりは帰ってきたチョコラテ男爵ほかを懐かしむ(もう消えかかっていますが)のと、ゾンビ化なんて面白いことになってしまった反面大活躍している日番谷を眺めて楽しむような感じではありますが…。
もう1回増援があるとしたら、マユリ関連で浦原が来るかどうか(一護サイドにいるので来なさそうですが)、日番谷関連で一心が来るかも、という所でしょうか。

・ハゲ…
操られた日番谷強すぎ!とかなり話題になっていますが、ちょっと待っていただきたい。
これはハゲが弱すぎるのではないでしょうか…。何もできていないぞこいつ。
このままでは斑目一角という男は
①実践で初めて使用した卍解をぶっ壊して使い物にならなくし、
②知られたくないからという理由で卍解を使わなかったせいで大事な任務に失敗し、
高校生に辛勝してドヤ顔をし
④最終章では良い所がなく、頑張って隠してきた卍解の存在を何となくの流れで他人にバラされる(しかもあんまり気にされていない)
という実績で終わってしまうのでは…。
一方の弓親は一角の為に瑠璃色孔雀を解放しようとしたし、卍解の修行もしていたのでひょっとする可能性があります。
ハゲの方も何とかならないものでしょうか、久保先生…!

・マユリVS日番谷
いつもの数倍強い日番谷に対抗できるのはやはり隊長格、ということでマユリもついに戦闘参加ですか。
「全ては精霊廷の為に」良い言葉です。マユリのセリフ回しに関しては本当に読んでいて気持ちいいというか、感心させられるというか。最初に出てきた時はここまで好きなキャラクターになるとは思いませんでした。
肝心の戦闘ですが、展開が読めないのが正直な所です。マユリの使用する薬や毒はおそらくゾンビパワーで効かないだろうな、というのと、マユリの方は日番谷の能力を分析済でお互い決め手に欠けるのではと思ってしまいます。
それに、石田戦で見せてしまったブチ切れモードのマユリがここでは想像つかないのもあります。
というわけで、増援で一心が来てゾンビの核を剡月で焼いたら元に戻ったぜ、みたいな感じの展開に一票入れておきます。


【一行感想のコーナー】
・火ノ丸相撲…早くも三本目の剣が。記者が言うように部長達も国宝になったら熱いです。
・ヨアケモノ…猫!…猫か。先週から沖田総司の使われ方がやや勿体ない感あります。
・NARUTO…オビトが今回も出たのは冗長に感じましたが、両目写輪眼カカシはかっこいい。
・ハイキュー!!…縁下がもう一回り成長しそうで嬉しい。伊達工VS青葉城西が気になる!
・トリコ…空気を失ったトリコ。近くにあるのは「エア」。…一体、何が起こるんだ…!?
・アカデミア…毎週盛り上がりポイントがあるのは読んでて気持ちいいですが、痛そう。
・黒子…来週決着か。今回ほとんど黒子の気配がないのが怪しいですね
・読み切り…良かったですが、スモーキーBBの人が素振りの方を作画しないの!?と思った。
・斉木楠雄…危険ドラッグのくだりと「もう少し自分に興味持てよ」でめっちゃ笑いました。
・銀魂…いい戦いだ。この対戦カードを見るとラストエピソードでは…と思ってしまいます。
・ハンター…第4王子の背後にパイロっぽい生首があるんですが…。先の展開が怖い。

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comic_review_10 at 23:44|PermalinkComments(0)ジャンプ感想 

2014年08月10日

読んだ漫画を報告する雑記(03)






「ゆうやみ特攻隊」1~13巻


最終巻が発売されたので、最終巻を読む前に復習を兼ねて一気読みしました。
押切先生の作品を読もうと思ったきっかけは忘れてしまったんですが、他の作品も色々集めたいなという気持ちになったのは、この作品を読んでからでした。序盤は隊長の滅茶苦茶な強さが読んでいて心地よくて、中盤からは追随するように辻が強くなる展開にワクワクして、それでいて登場人物と設定の(良い意味での)酷さからは目を背けたくもなり…。好きなんですが、先を読むのが怖い作品でもありました。味方のメインキャラが少ない分、基本的にどうしようもない奴しかいない敵の最期が当然、今までの報いを受けるような形になっていたのでなかなかキツいという。
最終巻の感想を一言で表すなら、黒井さんが生き残ってくれてよかったです。隊長は死なないとわかってましたから。
でも隊長関係で予想外のことが起きた(最後の最後でデレた)のは驚きました。これはわからなかったです。
この展開は唐突に感じましたが、辻がヒーローになったことの証明だと解釈しました。が、最終話では関係が元に戻っていて、カラーの見開きでは辻がまたビビった顔になっているのがとても好きです。
全巻を振り返って好きなシーンを挙げるだけの更新なんかもしてみたい気はしますが、さて。
ともあれ、あとがきにあった「構想済みの長期作品」が出たら絶対に買おう、と決心できるような最終巻でした。ずっと読んできてよかったです。




「アイアンナイト」1~3巻

こちらはまとめ買いで一気読み。
各地で「最終巻の描き下ろしがすごい」と聞いたので、気になって一気買いしてしまいました。
…描き下ろしがすごいです。読まないと勿体ないすごさなので、何がどうすごいかは言えませんが、描き下ろしだけで話を二転三転させていて、完全に心を弄ばれました。内容の良さもさることながら、ちゃんと1つの作品として完結しています。
もの凄く設定が練り込まれている作品だった、ということにジャンプ連載時に気付けず、それ程熱心に読んでいなかったのが悔しくなりました。(そういう作品が大好きです)
「不死山」や「ありがとうアイアンナイト」を代表するように言葉の選び方が素敵で、これが設定の見せ方の上手さに直結しているんだなとわかります。そういうのを探すのが楽しいのでに近いうちに読み返したいなと。
完成度がとても高い作品ですが、何でジャンプで続かなかったかというと、時期が悪いのも勿論ですが話が重すぎたからなのかなと。いつもボロボロだし、敵に勝ってやったぜ!みたいな明るさは読み返しても無かったので、ジャンプっぽくはなかったのかもしれないなとは少し思ってしまいました。
でも、また絶対ジャンプに帰ってきてほしくなってしまったので、次に連載をするときは最初から応援します。




「ハイキュー!!」7~12巻

本棚の整理をしようと思ったらハイキューを読んでいました。おかげで本棚の整理は全く進みませんでした。
アニメが完結するまでは該当部分は読むまい、と心に固く決めていたのですが、表紙の菅原を見たら我慢できず、今まさにアニメで始まった青葉城西戦の(よりによって)最後の方も読んでしまいました。
成長がテンポよく、キャラクター毎に描かれているので本誌で読んでいる時はあまり気にならなかったんですが、8巻~11巻は内容的に溜めの巻でした。合宿編の新たなる敵キャラ達が正直、あまり魅力的に見えないのは私が部活の合宿をしたことが無く、他校との交流をする楽しさがわかっていないからなんだろうか…。
溜めの巻とはいっても、待ちに待っていた月島の覚醒をはじめ、好きなシーンが多いです。どれくらい多いかというと、ありすぎて全部書くと長くなりすぎるくらいに多いです。特に、烏野3年にスポットが当たるシーンがたまりません。
一番好きな菅原が人気投票4位という事実に驚きました。得票した層がとても気になる。




「ひらめきはつめちゃん」2巻


「アイアンナイト」読了後の放心状態で大丈夫だろうか、と思いつつ手に取ったので読んでしまった2巻。結果を報告すると大丈夫でした。1話目から笑いまくって、むしろ癒されました。ありがとう、はつのりさん。
やはり普通に喋るはつめちゃんにまだ若干の違和感を抱えつつ、おかあさんの仕事が気になりつつ、たっくん居ないと作品が成立しないことがわかりつつ、やはりはつのりさんが好きなのでした。


わくわくろっこモーション (1) (電撃コミックスEX)
大沖
アスキー・メディアワークス
2013-04-27


「わくわくろっこモーション」1巻

大沖作品を集めようということで早速購入。
タイトルで電車関係の作品だと思い込んでいましたが、全く関係がなく、女子高生が商店街を何とかしようとして今の所なんともなっていない作品です。はつめちゃんとは違って4コマではありません。
大沖先生の描く女性の何とも言えない表情が好きなので、ろっこさん他の可愛さでサクサク読めました。
はつめちゃんの時には大人が少なくて気付かなかったんですが、大沖作品の世界では年齢が若い方がすごい人物なのでは…。というか、おっさん達が駄目な雰囲気が漂いすぎています。偵察回とかイキイキしすぎてもう駄目です。私も将来はこんなダメおやじになりたい…。


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comic_review_10 at 22:30|PermalinkComments(0)漫画感想