2015年01月13日

「どらくま」が江戸版「桃太郎」だと提唱してみる







 マッグガーデンの公式サイトで2話まで無料で読めるので、読んだ後にこの記事を読むことを推奨します

戸土野正内郎先生の新作「どらくま」が面白いです。
この記事を書いている時点で3話が載っているコミックガーデンが発売していますが、2話の感想を書いていないので読めません。頑張ります。

そんなこんなで2話の感想を書くにあたり、サブタイトルの意味を考えてみようとしました。
2話のサブタイトルは「申酉戌(サーベラス)」
サーベラスというと、PS2の某ロボットゲームの主人公機で、PS3の新作で再登場した時は思い入れが強くて一番使い込んだ思い出があります……が、当然それとは別物です。
しかし、元ネタは一緒のようです。ギリシャ神話のケルベロスを英語読みするとサーベラスとのこと。
ここで1話のサブタイトル「アケロン」を思い出します。
なるほど。
今回の「どらくま」は漢字+ギリシャ神話のワードがサブタイトルに使われるのかな、という予想ができます。

それだけだと2話の感想に盛り込んでしまえたのですが、もう1つの「申酉戌」を調べてしまうと、こうして単発で記事にせざるを得ないんです。

申・酉・戌はご存じの通り、十二支です。
鬼門(よくない方角)を表す「丑寅」のように、「申酉戌」も3匹がセットになることで方角を表しているようで、
(ウィキペディアで)少し調べたところ、ちょうど例に出した「丑寅」=鬼門の逆とする説があるようです。
ちなみに、今回の敵ボスの名前は「百」と言います。
あと、五行の「金」に成る方角だそうで、お金大好きな源四郎にピッタリですね。

で、ボーっとしながら「この組み合わせって桃太郎のお供だし、今回の主人公は3人だな」と思ったのです。
前者については調べたらその通りで、鬼門の逆なのでお供に選んだという説も見かけました。

そして後者です。これは本当に驚きました。
まず、申=サルは九喪で間違いありません。作中でも明言されています。
次いで犬=イヌは大獄丸でいいのではないかと。雇われ兵(≒犬)のようだし、獄の字に犬が入っています(どちらもやや苦しい)。
そうなると、残った酉=トリが源四郎になります
率直に疑問でした。源四郎が鳥か?と。しかし、諦めずに考えてみました。
何かヒントがあるとしたら、彼だけ「真田」という苗字を持っている点では? ⇒ となると家紋か!と思い、調べてみたら真田家の家紋に鳥がいました
ウィキペデディアのこの辺を見ると書いてあります)
一番有名な家紋ではないようなので、鳥が描かれている家紋もあるくらいのレベルですが、こうなると源四郎を鳥と考えていいんじゃないでしょうか。

そして、肝心の桃太郎は、いさな姫(仮)になるのでしょう。
きびだんごの代わりは栗の強飯でいいでしょう
2話で彼女の本当の名前は「紅葉(くれは)」だと判明します。
ここまで来ると、詰め込みすぎですよ戸土野先生!と叫びたくなるくらいですが、
「申酉戌」は秋を表す方角だそうです。秋の方角を表す3人が守ろうとしているのが紅葉
……いやいや、できすぎですよ!

ということで、
どらくま」は名前などの設定で「桃太郎」をベースにしているのかも、という与太話でした。
(じいさんしかいないけど)
百鬼を倒した後は、江戸中にいる鬼の名を持つ漢たちを退治する話になるのかもしれません。

余談ですが、気になっている「どらくま」というタイトル、
ギリシャの古い通貨に「ドラクマ」というものがあるらしいです。
ここでも徹底してギリシャ登場ですか。本当に凄いです、戸土野先生。
こうなると源四郎が真・主人公なのでしょうか。真田だけに(台無し)

天叢雲 (BLADE COMICS)
風庭ルスイ
マッグガーデン
2010-02-10


和風・戸土野作品の原点?

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comic_review_10 at 22:54│Comments(0)どらくま | 考察みたいなもの

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