2015年02月05日

読切版「ヨアケモノ」が素晴らしい






「ヨアケモノ」最終巻が発売されてから早くも1か月が経過しました

新撰組をヤンキー仕立てに大胆アレンジした「ちるらん」や大河ドラマ「花燃ゆ」で幕末分を補給してはいたものの、もっと「ヨアケモノ」が読みたい…!という衝動は抑えきれませんでした
そんな慢性ヨアケ欠乏症に悩まされていた時、一つ閃きました

読切版の「ヨアケモノ」があったはずでは…?と

調べると、掲載誌は2013年の「ジャンプVS(バーサス)」という増刊誌とのこと
雑誌の名前がわかればこちらのものです

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カカン!

き、禁書を手に入れてしまった…!
(2ヨアケくらいの出費で状態の良いものを手に入れられました)
獣刃を手にした坂本龍馬の気持ちが少しわかりました。これは昂ります

「ヨアケモノ」の原点である47ページは一体どのようなものなのか!?
よくある連載第1話と全く同じパターンなのか!?
期待と不安が入り混じる中、読み終わってまず浮かんだ感想は
コミックスに掲載してほしかった!の一言に尽きます

2ヨアケを払って手に入れた価値は十二分にありました
連載版と大幅に設定が違ったので新撰…もとい新鮮な気持ちで楽しむことができました

○暁刃朗と朱月刃狼

連載版の主人公・暁刃朗は、相棒・銀の遺志を継いで新撰組に入隊をしました。
銀が憧れた新撰組について何も知らない刃朗が0から学んでいくという設定だったので、
「己には難しいことはわからない…」というのが口癖になっていました。
「難しいことはわからないけど、新撰組にいるから長州は敵」というスタンスで、殺戮マシーン的な一面があったなと思ってしまうのが刃朗でした。

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一方で読切版の主人公・朱月刃狼は「土方歳三を越える」という明確な目的があり、新撰組に入隊をしました。
これだけで刃狼というキャラクターに筋が通っています。
(連載版も同じ目的を持っていたような節がありましたが、1話で見下されたから見返したい的なニュアンスだったように思います)
他のシーンを見ても長州を知っていたり、沖田さんを「せんせい」と呼んだり
良識のある刃朗という感じです。

それに
獣刃が暴走して女性を殺そうとした敵を、身体を張って制止するシーンは

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最高に格好良いです。
迷言の刃朗、名言の刃狼という感じでしょうか。

そして、オチを暴いてしまうので申し訳ないのですが
なぜ土方を越えたかったか、という理由もちゃんと描かれています

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なんと、刃狼は土方の息子だったのだ!(カカン)

連載版も刃狼が主人公だったら良かったかもな…と思ってしまうくらいに47ページの中で無理なく綺麗にまとまっていて、なおかつ魅力がある子でした。

……何だか読切版「ヨアケモノ」の魅力を伝えるというより、連載版の主人公・刃朗を悪く言うばかりの内容になってしまいました。
しかし、刃朗がいてこその連載版「ヨアケモノ」なので、また近いうちに読み返すことで連載版のオモシロさも改めて確認をしたいところです。

最後になりますが

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沖田さんのドカ食いが素敵です。
外見は連載版の方がメリハリがあって好きですが、この食べっぷりは素晴らしいですね。

いつか短編集などに掲載される日を夢見つつ、それまで大事に保管をしておきます。
電子版で配信されたりしないのかな。
「ヨアケモノ」ファンにはぜひ読んで頂きたい読切版でした。


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comic_review_10 at 21:05│Comments(0)ヨアケモノ | 漫画感想

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