2016年10月19日

花侍のサハラ 第3話「大皇具足」 感想

「世界を返してもらうぞ!!」

「花侍のサハラ」3話感想です。
あと3時間半で最終話の掲載された電子版ジャンプGIGAが発売します。
2話の感想は読後1分で書き始めたのにどうしてこうなった。

さて、2話の最後で「世界樹の谷」に辿り着いたサハラとヤエを待ち受けていたのは喋る自動具足……ではなく、人が乗って動かすことのできる「機甲具足」でした。
技術の発展について考えると、確かに自立して動く鎧の化け物のベースとして、人が動かす鎧があったと考えると自然ですね。これは盲点でした。
そんな機甲具足に乗っていた人物は、なんとヤエのおばあちゃん・鴇色カエさんでした。
おばあちゃんと初めて会うヤエちゃんの喜びが眩しいです。

カエおばあちゃんとの出会いによって、サハラが108年前から戦い続けていたことが判明します。
ラスボスの大皇具足が世界樹の谷を侵していることなど、終盤に突入して色々と設定が明かされていきますが、ここで注目したいのが、サハラが長寿だと判明して1話からの積み重ねが活きた、ということです。
1人で戦い続けてきたサハラと、1話でヤエが、2話でカンイチ(父親)が、3話でカエ(祖母)が描写され、戦い続けてきた鴇色家の道がここで交わるんですよね。
ヤエちゃんの「アタシが守ってやる!」という言葉は、自動具足の恐怖に負けた世界で、血を繋いで戦い続けてきた一握りの人間が一人で戦い続けてきた花侍を救った瞬間なのではないかな、と。
それにしても、(全4話で終わると決まっているからこそ)2話も3話も狭い人間関係で攻めてきたのがサハラの長寿設定とバッチリ噛み合った時は唸りました。

帰ったら怒られるというあたり、生きるのを諦めていないサハラは楽観的なのか、若い肉体のままだから死の実感がないのかわからないのが引っかかるところですが、彼が死んで終わるような悲しい結末にはならないでほしいところです。
大皇具足の中に眠る男が目覚めて最終話へ続きます。いったいどこの正宗なんだ…。

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comic_review_10 at 21:04│Comments(0)花侍のサハラ 

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