2017年02月27日

週刊少年ジャンプ13号感想(2017)

「ジャンプ展」めちゃめちゃ行きたいんですけど、「BLEACH展」を待っています。


○腹ペコのマリー

6連続新連載の4つ目です。「べるぜバブ」を連載していた田村隆平先生の2作目ですね。
ものすごく面白かった!というわけではないんですが、 ヒロインの可愛さで「僕たちは勉強ができない」を、これからどうなるんだ!?という1話の引きのワクワク感で「U19」を、コメディーとしての作劇で「ポロの留学記」を完全に上回っていて、4つ目にこれを持ってきた編集部がちょっと意地悪いんじゃないかと思うくらい完成度の高い第1話だったな、と。気になったのは主人公が、前作の主人公・男鹿と区別がつきにくいくらいでしょうか。

主人公が女性になってしまうという衝撃の引きで、それこそ2話以降どうなるか全くわからないので、4話くらいまで進んでみたら6つの新連載で一番失速するという可能性も無くはないのかもしれませんが、この1話から面白くなくなるのは想像ができないです。巻頭カラーのアオリによると「バトルラブコメ」ということだそうですが、バトル無くてもいいんじゃないかなと思うくらいヒロインが可愛かったです。ヒロインはマリーなのかもしれませんが。


○鬼滅の刃


しのぶさんの可愛さ上昇が止まらなんですけど、今週は胸も大きくなってませんか。
すごく良い人だというのがわかってしまって好感度の上昇も止まらないんですけど、先週「もしかして死んでしまうのでは」というよからぬ想像をしてしまったせいで、今週の優しさ描写も不吉でしかないのが辛いです。いや、勝手に辛くなっているだけなんですけど。

さて、日輪刀が戻ってきました。
鋼鐡塚さんが先週の炭治郎の想像より酷くてめちゃめちゃ笑いました。
今回は伊之助の描写に集中されていて、炭治郎の日輪刀がどう変わったのか/変わっていないのかはおあずけのようです。
その伊之助の刀を打ち直した鉄穴森さんも良い人なんですが、伊之助がアレなせいで彼もアレな人になってしまいました。
作品世界の刀鍛冶が面を付けているのは何かの設定があるかもしれないので気になります。再登場に期待が高まります。
善逸だけは刀が折れ無かったので禰豆子に一方的にアタックしていますが、しのぶさんに「一番応援された男」なのに同じ週に禰豆子にまで手を出すとは……そのまま蜘蛛になっていればよかったのにと思わざるを得ません。

今週はほのぼのだった炭治郎たちと対照的に、鬼舞辻無惨の怒りが凄まじい場面転換、この作品の緩急の付け方はジャンプで戦い抜くための抜群の個性だなと思わされます。
十二鬼月にも強さの位があり、「下弦」と呼ばれる壱から陸(1から6)は弱い部類に入るそうです。言われてみれば、序盤で出てきた元十二鬼月は「下陸」と眼に描いてありましたが考えもしませんでした……。読み込みが浅すぎて悔しいですね。

そして驚くべきは鬼舞辻が女性の姿に変身していたことです。
(余談ですが「鬼滅の刃」と「腹ペコのマリー」の性転換被り、「ブラックククローバー」と「U19」の赤い糸被り、「べるぜバブ」の田村先生が帰還した号に「左門くんはサモナー」でベルゼブブが出てくるなど謎の現象が多い号でしたね)
炭治郎に正体を知られたこと、「柱」が誰も鬼舞辻に接触したことがないこと、累が殺されたことを繋げると、鬼舞辻の激しい怒りも納得できるというものです。まるで良いことが無い。
気になるのは13話で初登場した時に連れていた人間の「妻」と「娘」の所在です。今思うとあれも彼女の夫(父)だった男性に擬態していただけ(殺して入れ替わっていただけ)だったのかもしれません。そう考えると殺されているよなあ……としか思えないわけですが、炭治郎に知られたことで新しい擬態をしないといけないことで妻と子を捨てる必要が生じたことへの怒りもあるのかな。青白くて弱いと言われて激高したこともありますし、ただの悪い奴ではないのは確定しているので細かな描写も見逃せません。

心を読む(2回心を読んだだけで怒りを表現する)演出もばっちり決まって最高の引きですね。
次号が待ちきれません。


○火ノ丸相撲

草介優勝で終わったのでカットだと思っていた個人戦3位決定戦と決勝戦が描かれました。
いや、けっきょくほぼカットでしたけど。加納君いい所ないな……。
試合が描かれなかったことで、逆に栄華大の四方田主将の恐ろしさが増した感じはあります。天王寺もある程度は認めているようですし。
四方田主将が言う「あの男」は部長なのか、もしくは桐仁なのか…。個人的には部長を推したいですが、部長はロシア人の留学生を倒す金星の役目があるので桐仁かなと。四方田主将が桐仁を栄華大にスカウトしたかったとかそういう因縁込みで。

さて、ついに団体決勝が始まりました。
ダチ高は桐仁が上手く隠れているように見えますが、栄華大は5人全員が描かれていて、狩谷がいないので2週前に私が考えたオーダーは外れたことになります。いや、というかそもそも先鋒戦から外れてますね(組み合わせは合ってたけど)。先鋒にチヒロで度肝を抜かれました。

先週の感想で「チヒロの親が離婚したという設定に関係のあるキャラクターかな?」(ドロドロするから無いか)と予想しましたが、普通に兄貴でした。そのまま兄弟だと逆に年齢が噛み合わなくない?と深読みしていましたが、よく考えたら高校相撲だから実の兄弟の方が自然な設定でした。先週の私、何を考えていたんだ。

栄華大の先鋒・兵藤はバカでした、というこれまた意外な設定…。ではあるんですが、彼が大相撲を選んで修練を積んできたエピソードなんかは確実に描かれるはずなので、ここでチヒロがどう負けるかは納得のいくものになりそうです(勝てると思っていない)。


○オレゴラッソ


最終回です。先週のたった1回で高校1年の初試合から海外のリーグ入りまでダイジェストで描かれて今週の最終回になったので、この作品のゴールはここだったのでしょう。
しかし、12回で終わったせいで番場の海外デビューを応援する名前ありのキャラクターが4人しかおらず、最終話で登場したサッカー少年が目立つという謎の最終回になってしまいました。
3話くらいまでは「現代サッカーを否定しながら、まず現代サッカーを描かない」というのが気になって、これは応援できないなあと思っていたのに、先週終わった「デモンズプラン」がどんどん酷くなっていって、この作品は印象に残らないで終ってしまったなという感じでした。
最終話の最終コマで唯一主人公の顔が映るという演出の狙いもわからなくはないんですけど、番場の微妙な顔を見ると別にこの演出しなくてもよかったんじゃないの?と思ってしまうのでした。

サッカー漫画ってスタメンだけでも11人のキャラを立てないといけないし、敵が出てくると11人ずつ増えるので作劇をするのがものすごく難しいテーマなんだなと改めて思わされたので、ジャンプでやっていくには何か別の切り取り方が必要なのかなと思いました。


【一行感想】
・ブラッククローバー:U19よりも先に赤い糸が出てしまった……
・ BORUTO:前回で映画パートは終わったと勝手に思っていたので脱力しました。次回に期待。
・僕たちは勉強ができない:第3のヒロイン登場。惚れるエピソードが良かったし、いい子なのでこの子とくっついてほしいです。


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comic_review_10 at 20:19│Comments(0)ジャンプ感想 

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