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2017年03月17日

週刊少年ジャンプ15号感想(2017)

○火ノ丸相撲

Cカラーの扉絵は「草薙の剣」を取り囲むように並んだ、草介を除く栄華大のメンバーです。
四方田主将がジャージを脱いで戦闘スタイルになっているのは、「相手があいつ」発言と今週の引きと相まって次鋒のような気がしてなりません。色々考えられる扉絵は大好きです。

さて、チヒロ対兵藤の先鋒戦は事前の予想通り兵藤が勝ちました。
異能ではなく相撲での勝負に切り替えてしまったことで負けてしまったのは経験の差ということで仕方ないんですが、それよりもチヒロに相撲が好きだという「心」を自覚させてくれたこの取組は熱いものがありました。兄との真剣勝負を通して自覚した相撲への熱を「さぁな…」と強がって言ってしまうのもいいですね。
兵藤自体はそんなに好きになれませんでしたが、チヒロがまた一段と好きになりました。
(チヒロは典馬を倒すまでどちらかというと嫌いだったんですが、それ以降はめちゃめちゃ好きなキャラクターです。)
この敗北によって強くなる期待しかないので、更なる成長描写が見たいです。

冒頭でも触れましたが、次鋒…ではなく、二陣というのですね。二陣はついに桐仁の出番です。これは確実に名勝負になるので見逃せません。四方田主将相手で勝利と予想しておきます。


○鬼滅の刃

炭治郎の優しさが炸裂しまくりの回。
最終回まで通して読んでも、この先もずっと好きだなと確信できるエピソードでした。
読んでいるだけで泣きそうになってしまうくらい人の優しさが染み込んでくる作品がたまにあって、「鬼滅の刃」は私の中で既にもうそんな大切な作品になっています。

しのぶさんが可愛く描かれる度に死亡フラグが積み重なっていくようにしか見えない悪い読み方しかできなくなっています(もっと悪く言えばカナヲ以外全員殺されそう)。デカく成長した選抜試験残った暴力マンがしのぶさんの元に向かっている?のも不安です。
炭治郎と最悪の関係になりそうだったのに、去り際に笑い合えているのが最高ですね。炭治郎もしのぶさんも優しくないとこの関係には到達できなかったですよ。
それと、しのぶさんからは「火の呼吸」の謎に迫る新たなヒントが。しかし、「炎の呼吸」を使う煉獄との対面が先に叶うのか、下弦の壱の十二鬼月との戦闘が先になるのかで大きく展開が変わってきそうです。

蝶屋敷を去る炭治郎と、お世話になった面々との別れが切ないです。
が、それ以上に炭治郎が天然でモテムーブをしまくりで笑ってしまいます。善逸が見てなくてよかったな、としか。
アオイさんとの会話も、カナヲとの会話も最高ですね。良すぎて上手く言語化できません……。
カナヲ「心の声」の話は悲劇的な展開の前振りにしか思えないんですが、ここで炭治郎と出会えたことでカナヲの行く先が良い方に向かうことを願うばかりです。

蒸気機関車のような男・伊之助が蒸気機関車に驚いて新展開へ続きます。
作画は大変そうですが、機関車での戦闘はあるかもしれない…?



【一行感想】
・ハイキュー:星海くんのチームもワンマンチームではないのはわかっているのに、今週の切り取り方だと騙されそうになります。日向の「春高に来れてよかった」の顔が怖い…。色々な感情が入りまじっているのでしょうか。
・ 腹ペコのマリー:キャラの表情とか、ギャグとか本当に完成度が高くて読んでいて楽しいです。コミックス買うまでは行っていませんが、今のところ新連載陣で一番かも。
・Dr.SOTNE:展開が早い!全人類が石化して数千年が経過するのが本当にただの導入でしかないとは驚きです。ヒロインの子が元に戻るかどうかで先の展開がかなり変わってきそうですがどうなるやら。
・ブラッククローバー: 今週の作劇のバランスが上手くて楽しい回でした。魔神にまつわる描写でギャグ化するアスタ、いいですね…!あと最後の「おかえり」も良かったです。珍しく長かったというか、カズレーザーさんが何回も蘇ってダレたせいで導入でどうやって別れたか覚えてませんが…。
・U19:サブタイトルの「我慢」は読者の気持ちでしょうか。冒頭の大人党が台頭するエピソードは太田くんやマスコミが全部グルでうんたらかんたら的な種明かしが無いと納得できないなあ、と思いました。というか、そうなる前の与党が何をしていたのかの描写も必要なのでは…。

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