「終極エンゲージ」3話前編 感想週刊少年ジャンプ18号感想(2017)

2017年04月01日

週刊少年ジャンプ17号感想(2017)

仕事が忙しくなってきたので、フェードアウトしないように頑張ります。

○鬼滅の刃


「人間の原動力は心だ」と言う今回のボス鬼・下弦の壱(早く名前が知りたい)ですが、この言葉はたった2話前に炭治郎が言っていたことですね。火ノ丸相撲ではないですが、今回は「心」の戦いになりそうです。

今回は炭治郎達それぞれの見る夢というか、描く理想の未来が垣間見えました。
善逸のおかげで喋る禰豆子が見られて嬉しかったんですけど、それ以上に良かったのが、善逸も伊之助も「禰豆子はいい子(伊之助にとってはいい奴)だ」と認識していることです。

煉獄さんは夢ではなく、現実の一場面を思い浮かべているようです。
柱になれたものの、何故かやる気を無くして剣士すら辞めてしまった父親を横目に、弟を励ましながらより強く生きていこうとする煉獄さん、ただの熱い男だけというわけではないようです。
が、これが「夢」だとするなら、弟さんが亡くなっている可能性もあるのかな……。

この「煉獄さんの父親がやる気を失ってしまった問題」ですが、妄想で仮説を垂れ流します。
①「炎柱」は柱が交代しても必ず存在する
②ヒノカミ神楽(=火の呼吸?)は口伝によって継承されている
③現在の柱(しのぶと煉獄)すらヒノカミ神楽を知らない
これらの情報をまとめると、
「炎柱」は、鬼舞辻を倒せる唯一の存在「火柱」(仮)の存在を隠すための「偽者の柱」で、煉獄父はそれを知ってしまってプライドも何もかも折られてやる気を失ってしまったのかな、と妄想しました。
炭治郎と煉獄さんの父親という対比も活きてきますし、もう1つ要素を加えるなら「水柱」も代々存在しているので、水と火の呼吸が両方使える鬼殺隊の剣士=炭治郎こそが鬼舞辻を倒せるのかな、と考えました。

炭治郎の「夢」が泣けます。辛い…。
夢の中で禰豆子に語りかける母の描写は何度もありましたし、感想の冒頭で触れたように「心」の戦いになるようなので、ここで何らかの真実が明かされることもありそうです。
善逸ではなく炭治郎のターンになるのかな。


○火ノ丸相撲


潮の相棒といえば部長ですが、桐仁は再起までの沈んでいた潮をひたすら見ていたわけで、冒頭の何気ない回想もわかるというものです。笑ってしまうのはちょっと怖いですが。

さて、不吉な時間表示の通り、20秒を超えた戦いとなってしまいました。
先週、一気に決め切れなかった時点で決着が長引くのは見えていましたが、澤井が冷静さを持ち合わせているという描写のおかげで面白い攻防が見られました。
桐仁の「役に立ちたい」という心理描写は、これまでを見ていると何を言っているんだお前はという感じですが、本人の視点でどう思っているかが改めて描かれると納得しかないという。蛍への謝罪で下地はありましたし、チヒロなんかを見ていると才能があるから自分がいなくてもいいんじゃないのかと思ってしまいそうですし。

まさかの蛍と同じ取り直しとなってしまいましたが、蛍と桐仁の2人の初勝利のために何とか勝つ展開になってほしいです。しかし全くどうなるか読めない……。


【一行感想】
・ブラッククローバー:最近、読むのが楽しいです。アスタの明るさが良いのかな。
・ ROBOT×LASERBEAM:三浦くんが勝手に失望してキレないことを願います。
・約束のネバーランド:どうなってしまうのか…。
・ハイキュー:全国デビューで終始烏野優勢だった1回戦と違って2回戦は厳しそうです。音駒戦は見たいので勝ってほしいですが、全く展開が読めません。
・Dr.SOTNE:やっぱり悪い奴になりそうな獅子王くん。 
・ 左門くんはサモナー:右目のくだりがあっさり描かれていて驚きました。「こいつ左門じゃね?」でめちゃめちゃ笑いました。

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