ジャンプ感想

2017年02月13日

週刊少年ジャンプ11号感想(2017)

佐伯先生のヒロインポスター、オレゴラッソとデモンズプランのヒロインが誰だかわかりませんでした…

○U19

新連載2つ目は1話の時点では方向性がわからない終わり方でなかなか攻めてるな、と思わされました。
「大人党」という政党が政権を取ったことで、大人が絶対的な力を得てしまい高校生の主人公たちはあらゆる押さえつけを受けながら学生生活を送っている、という設定が、面白さよりも読後感が上回ってしまってキツい1話でした。
主人公が何らかの能力(おそらく「赤い糸」にまつわる能力)に目覚めるようなので、それによって今回出てきたクズの担任教師がどうなるかで2話以降面白く読めるかどうか決まるのかな、という感じです。
糸を使った能力バトルではなくて、能力で改心させていく物語なのかなと勝手に想像しました。暫定ラスボスが総理大臣なので、殴って倒して若者が自由を勝ち得ました、ではあまりにも暴力的すぎる物語なので。
あと、坊主頭にされた女の子がその為だけに出てきたら可哀相なので今後も準レギュラーくらいにしてほしいです。

ヒロインとどうなっていくか、とか、巻頭カラーの5人の髪が赤青黄緑桃なので戦隊ものっぽくなるのかな、とか、アイドルの奴がボスとして登場したら面白いなとか先の展開はけっこう楽しみですし(糸で操る的な意味で黒幕なのかもしれない)、表紙で主人公の中心に描かれた「赤い糸」を境にヒロインと大人が対極にいる構図は良い絵だなと思ったので、良い意味で引っ掛かった気持ちも忘れないで2話以降読んでいきたいです。


○ブラッククローバー


1話で「悪魔が宿る」と言われていたアスタの魔導書の秘密に触れる回でした。
悪魔が意外と話がわかる奴で、そんなに悪い奴でもなさそうで笑ってしまいました。
ついでにアスタ自身に出生の秘密や特別な出自は無いらしい、というのが第3者によって明言されました。これはアスタが這い上がる物語としては良い設定なのかなと思う一方で、「特別な出自を持つ者がいる」という点も新たに示されたので、初読時は「ここで悪魔の力を出す意味があったのか…?」と思ったものの、よくよく考えると巧いですね。悪魔の力を持っている敵がそう遠くない将来出てくるということなのでしょう。

反魔法の力を身に纏ったアスタのデザイン、めちゃくちゃ良いですね。
2年連載をやっているだけあって絵にパワーがあります。
必殺技は魔力を追尾する黒い流星…と、文字にすると「PSYREN」の「暴王の流星」っぽさがありますが(覚えてる人いるのか。PSYRENも10年前の作品…)、あちら同様に主人公が持つには必殺すぎる技なので今後どうなるやらという感じです。
アオリで長かったボス戦が決着したことを先に言われてしまいました。ブラッククローバーのアオリはあんまり好きじゃないです。
今まで超スピードだった作品の進行速度が緩まったエピソードだったなと感じたので、来週以降戻るのか、このままじっくりやるように変わっていくのか気になります。


○鬼滅の刃

善逸が帰ってきました。
「陽だまりの善逸」という情報性の全く無いアオリが面白すぎる冒頭から、
炭治郎たちへのマジギレ、3人の中で一番最初に訓練を先に進める、と大活躍です。
そういえば女性好きとは公言していましたが、初登場(炭治郎が認識したという意味での)に求婚していたくらいでその後は女性との関わりはそんなになかったので、どこまで酷い奴なのかという描写は今回初でしょうか。
声の大きい子ことアオイの手をぎゅっとするコマがとても良いです。

触発された伊之助も成果を出す一方で、炭治郎だけはモチベーションが上がらずというのも彼らしいですね。
そして、彼を先に進めるのは自分の与えた「優しさ」が返ってきた時、というのが好きすぎます。
「柱」とそれに準ずる強さを持つ者は全集中の呼吸を常時続けることができる、と。一気に強くなりそうですがどうやって修得できるのでしょうか。修得したら喋ってくれそうなカナヲも気になります。


○火ノ丸相撲

アオリで不安を煽ってきた「新章」が普通に全国団体決勝で良かったです。

天王寺は高校で2敗したものの、「大相撲で待っている」と潮に心の中でエールを送りました。闇堕ちする可能性も考えていたので、負けた後に潮のガッツポーズを容認する所とかすごく良かったです。が、「俺の気持ち…」という言葉の後は表情が読み取れないのが上手いですね。どんな顔をしているのだろう……。
あと首藤くんが喋ったのにけっこう驚きました。

草薙こと久世草介を擁する栄華大付属もついに団体メンバーお披露目です。草介、チヒロの師匠(仮)、部長、ヒゲの人(副部長?)は明かされていましたが、ここでもう一人外国人力士がいることが判明します。
早すぎますが組み合わせと勝敗予想をしてみます。

先鋒:○桐仁 対 ×狩谷      潮に憧れた者同士の対決
次鋒:×佑真 対 ○敵の部長    佑真は限界を超えていると思う対決
中堅:×チヒロ 対 ○チヒロの師匠  子弟対決
副将:○部長 対 ×外国人     部長の金星が見たい対決
大将:○潮 対 ×草介       再び因縁の対決

全く自信ないです。
とりあえず、ヒゲの人は狩谷に頭下げられて譲りそうかな、と考えてみました。
(選手登録枠が5つ以上あるのは全国前に明言されています)
①桐仁が誰と当たるのか②勝つのか負けるのか③部長が勝ってほしいけど桐仁が勝つためには部長が負けないといけない…などなど難しいポイントが多いです。
部長には勝ってほしいので副将戦を○にしてしまいました。
結果、潮が草介とやる前にダチ高が日本一になってしまったので、チヒロが大相撲を続ける動機として敗北につけてみました。VSモンゴル編(あるのか)でチヒロにいてほしいですし。

さて、今週の主役はレイナでした。
部長を差し置いて喝を入れる役を引き受けるとは…。
しかし、部長はまさに言おうとしていたし、チヒロは勝負の世界に身を置いているから「緩み」については承知しているだろうし(相手を見たら気合も入るだろうし)、蛍は試合に出られないし、桐仁と潮はその場に本来いなかったはずなので、実質、佑真にしか効果がなかったのがレイナらしくて良いですね(佑真はめっちゃシュンとしてる)。


○背すじをピンと!~鹿高ダンス部へようこそ~

最終回です。約2年間で円満終了というのは週刊少年ジャンプでは珍しいですね。
WEBで漫画を描いていたのを止めてプロになると宣言してサイトを閉じて、ジャンプで賞を取ってデビューして、他紙で連載を経験して、という着実なステップを踏んできた横田先生なので、この作品が始まった時に私がまず思ったのが「描きたい題材の中で、ある程度の長さで円満終了できるものを1作目に持ってきたのかな」ということでした。その予想をずっと頭の片隅に置いていたので、何回か前に「これ終わるな」と自然と思えました。そして最終回が来ることも受け入れられました。

競技ダンスという知名度の決して高くない題材で、つっちーはちんちくりんな主人公で、ダンスの才能は平凡で、と色々挑戦的な作品ではあったものの、登場人物たちが感じる「楽しさ」が発信され続けて、この作品を終始牽引してくれたのかなと思います。
つっちーは決して才能のある主人公ではありませんでしたが、土井垣・リオのペアが「つちわたブースト」を使って全国優勝を引き寄せたり、宮大工くんが覚醒するきっかけになったり、周りの才能あるダンサーたちに良い影響を与えているという意味ではやはり主人公だったのでしょう。

そして、「鹿高ダンス部へようこそ!」という言葉が一番似合うのは土井垣部長でも八巻部長でもなく土屋部長ですよね。つっちーという部長がいたからこそ、鹿高ダンス部は今後も続いていくんだろうなと思える描写は短いながらも本当によかったです。

わたりさんの「ありがとう」は言わずもがなでした。
こういうシンプルなフレーズを最後に持ってきて物語が終わるのはいいですね。
最終回の「ありがとう」は「道士郎でござる」をどうしても思い出してしまうので、読みたくなってしまいました。

次作はガチのバトル漫画で看板も狙えるものだと予想しているので、勝手にめちゃくちゃ期待しています。


【一言感想】
・ ワンピース:サンジの泣き顔でグッと来ました。こういう語らないことによる演出、すごいです。
・ ハイキュー:烏野が圧倒的に強いわけではないのに明らかに押してますね。相手の敗退描写でまた泣くんだろうな…
・僕たちは勉強ができない:「眠り姫」とかいうあだ名で授業中の睡眠を許す前に何らかの治療が必要なのでは。 黒髪の方のヒロインのキャラクター性が読んでて厳しいです。
・歪のアマルガム:終盤良すぎるので、この展開が駆け足でしか読めなかったのが本当に残念です。コミックス売れてほしい。
・デモンズプラン:絵にパワーが無さすぎるんですけど、効果音が合ってないんでしょうか…。この前1話から読み返したら悪魔同士のバトルが始まった途端につまらなくなったので、もうちょっと練ってから世に出てきたらよかったのかなと思いました。1話は本当に良かった。

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2017年02月06日

週刊少年ジャンプ10号感想(2017)

「NARUTO」のゲーム「ナルティメットストーム4」で映画「BORUTO」のストーリーが追えるアップデートパックを発売日(2月2日)に購入しました。「うちはサクラ」が使用可能になった時にものすごいテンションが上がったのですが、ただの衣装違いで、全クリア後にうずまき家・うちは家それぞれの家族合体奥義が解禁されることを期待していたので悲しくなった週末でした。
漫画版、アニメ版の今後の展開次第では更なるゲーム化もあるでしょうから、今後の合体奥義追加に期待して待ちます。


○僕たちは勉強ができない

6連続新連載の1つ目はタイトルだけではわかりにくいですが、ラブコメですね。
理系の天才ヒロインが文系の大学を、文系の天才ヒロインが理系の大学を志望しており、それぞれ苦手科目は壊滅的にできないので教えるのが得意な秀才の主人公が「教育係」となり、勉強を通じて距離が縮まっていく、という物語になっていくのでしょう。
クセの無い主人公で読みやすくはあったんですが、3年の春から物語がスタートして、テストで0点を取ってしまうくらいできない教科があるのはどうなんだとか、ノートを一晩で2冊作るという設定の無理さとか(ジェバンニを超えた)、1話の大きな仕掛けになっている「ヒロインが主人公に興味がなくて名前を覚えていませんでした」とか、悪い意味で気になる点が多すぎた印象です。特にヒロイン2人ともの好感度が低いのがけっこう辛いです…。
ゆらぎ荘が勝負を仕掛けているタイミングでの投入というところで、メインターゲットの少年達がどういう評価をするかが気になる作品ではあります。


○鬼滅の刃

柱合会議が始まるということで、参加資格の無い炭治郎はしのぶの「蝶屋敷」へと半ば拉致される形で移動していきました。若干の抵抗をした際に、お館様(産屋敷って言い慣れない)の話を遮るという無礼を働いた炭治郎に対して、これまで無反応だった時透がキレるのは抜群にキャラが立っていいですね。あと、義勇さんにお礼を言えなかったので、これは逆に再会が楽しみです。
別れ際、お館様は鬼である珠世さんの名を口にしました。彼女は鬼の研究をして200年が経つそうですから(2巻参照)、「2人がどの時点で出会ったのか」が気になるポイントになりました。お館様、どう見ても同じくらい生きてそうなので。

蝶屋敷には最終選抜を生き残り、累たちとの戦いで善逸を助けた少女がいました。彼女、ずっとニコニコして話しかけられても無反応で戦闘時とはエラい違いですね。
柱の弟子は「継子(つぐこ)」というようです。お館様が最終選抜を生き残った炭治郎たちを「私の剣士(子供たち)」と呼んだことがあったので、関連性がありそうなワードです。

柱たちの圧のせいでここ数話は重苦しい空気だったので、善逸と伊之助との再会にほっこりしました。落ち込んでる伊之助が面白すぎるし、寝不足の禰豆子もギャグっぽく描いてもらえてよかったなという感じです。

善逸と再会した炭治郎の表情とか、最終ページのしのぶさんの表情(めちゃくちゃ可愛い)とか惹きつけられる絵で、この高い掲載位置も納得だなあ、と思いながら読んでいました。あと、吾峠先生の描く鼻が好きですね。
あと、蝶屋敷の女性陣はみんな可愛いですが声の大きい子が好きです。よろしくお願いします。


○火ノ丸相撲

潮対天王寺、決着です。
読みながら思っていたのが、個人戦の時に展開を寄せてきているな、ということでした。
で実際に読み比べてみると

0206-1 0206-2

0206-4 0206-3

けっこう似ていますね(左側が個人戦、右側が今週)。
相手の表情を見る余裕があった側が勝っていて、今回は天王寺の笑う顔を見た潮が念願の勝利をしました。
…と、構図について触れるくらいしか言語化できる感想がありません。勝った後の雄叫びまで何もかもが最高でした。作中最高の取り組みになる、という予感は(当たり前ですが)間違いなかったです。

次回から新章ということで、団体戦決勝やんないの!?という驚きはある(チヒロのフラグどうした)ものの、潮の左腕が限界を超えたような描写があるので、万全でない状態で草薙(久世草介)との決着はつけられないということかな?と納得する部分もあったりします。
2敗してしまった天王寺の名誉挽回も含めて、彼の復活も含めた「全日本選手権編」とかになるのでしょうか。


【一行感想】
・ハイキュー:相手校の全国デビュー選手から見たら、(ウシワカを倒して出てきた)烏野が「全国」の高い壁として写るというラストページの演出にシビれました。が、「3セット目の準備しとけよ」が「3セット目はないぞ」に見える悪い読者ですいません。
・ブラッククローバー:しつけぇ…
・ナンバワーワン:今週めっちゃ良かったです。委員長が活躍する方が面白いのでは…!コミックス買いました。
・ネバーランド:ノーマンの死が「約束」になるんですかね。一気に話が動いていて目が離せないです。
・背すじをピンと:2年生のエピローグでしたね。来週最終回かな。
・アマルガム:絵のパワーがあったのに終わってしまうんだなとわかる六道の覚醒でした。恋煩いのくだりはズレていた感じがしましたが、最初の方を読めば活きてくるんでしょうか。コミックス買いました。
・デモンズプラン:今週ロブリオン倒すくらいのテンポが必要でしたね…。立ってないキャラ同士の戦いでバトルも面白くないとなると読んでいて辛いです。でも何かすごい気になるのでコミックスは買います。
 

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2017年01月30日

週刊少年ジャンプ9号感想(2017)

新連載6つは意外というか、歪のアマルガムの掲載位置が上がって小躍りしたのに一瞬で打ち砕かれて悲しさが上回りました。ワールドトリガーがしばらく帰ってこないと言われたようなのも悲しいです。
黒子のバスケが好きなので、藤巻先生のが一番楽しみです。

○鬼滅の刃


禰豆子、不死川が仕掛けた血の誘惑に耐え、柱の面々に人を襲う鬼ではないと証明されました。
義勇さんだけは一度見て知っているので驚きは無さそうですが、他の柱にとっては驚きと不信のどちらが勝るのかは気になるところです。
一方の炭治郎は尋常ではない力で伊黒の拘束を解くという、禰豆子とどっちが鬼かわからないような一面を見せました。炭治郎がいるおかげで人間でいられる禰豆子と、禰豆子を守るためなら鬼にでもなれる炭治郎、という関係は頭に入れておきたいな、と思う今週の描写でした。比喩ではなく何かあるかもしれませんし。

炭治郎がお館様に言った「悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!」は、この1年間の炭治郎の中でも相当格好良い言葉だったんですが、これが決まらずに恥ずかしい思いをすることになるのが「鬼滅の刃」なんだなあ、とほっこりしました。お館様の笑顔もギャグ寄りでかわいらしいです。
お館様、今週ラストで「産屋敷 耀哉」という名前だとわかりました。すごい名前だ。
あと、動き・話すだけで相手を心地よくさせるという先天的な能力?素質?を持っているようです。でも、おそらくそれだけではないはずなので、底知れなさが増したなと感じました。

柱になる条件の1つに「十二鬼月を倒していること」があるようです。過去の敵の中には元十二鬼月もいましたし、現在何体の鬼によって構成されているのかが気になります。

もう1つ。今週は全体的に柱の女性2人のリアクションがとても好きです。
蜜璃は元々好きだったんですけど、炭治郎の肺を気にしてくれたり、炭治郎が恥をかいたことに笑いを堪えるしのぶが今週でめっちゃ好きになりました。


○火ノ丸相撲

「鬼炎万丈の相」に辿り着いた潮の猛攻と、反撃に出る天王寺の勝負、熱いです。
潮は「異能力士」である仲間の力も借りて天王寺の想像を超えたものの、彼は彼で色々な強さを持つ鳥取白楼という集団にいて「最強」であり続けていたので、その程度では揺さぶれんぞと押し返してくるのは説得力があります。

再び天王寺のターンにはならず、堀ちゃんの分析がここで活きて潮の優勢に傾くのが熱いです。「天王寺の弱点」だと勝手に思い込んでいたので、「潮が勝つ可能性」だったので勝手に熱くなってしまいました。そりゃ堀ちゃんは潮を見てますよね。
で、レイナさんの扱いが「力になっとるさ」で終わるのがレイナさんらしいっちゃらしいんですけど、来週なんかあるんですよね!?
(そもそも、天王寺とまともに勝負ができる「百千夜叉墜」が完成したのはレイナの影響も多々ありますが)

天王寺が纏っていた闇を全て消し去り、部長の声援で攻撃力がマックスになった百千夜叉墜!めちゃくちゃ熱いですが、これで決まってくれるか少し不安もあります。天王寺が大ゴマの必殺技をまだ使っていない気がするので。


【一行感想】 
・BORUTO:ようやく映画の展開まで終わりました。次回からが本番ですね。
・ ブラッククローバー:テンポが良い作品なんですけど、小説版のキャラ?をメインに据えたり、今回の敵は復活するし、まだメインキャラとも言えないマルスの感動話をやったりして、終始締まらないエピソードだったかなという印象です。アスタの投剣は相手が吸収する能力だったから特別効いた、ということでいいんでしょうか。
・背すじをピンと:つっちー達のゴールと土井垣部長達のゴールは重ならないけど、それぞれの道に良さがあるとわかる良い回でしたね。 うん、終わるなコレ。
・歪のアマルガム:ラスボスの思考がアレすぎて言語化が難しいですが、やはりここで終わるのは勿体ないです。絵も設定も気合い入っているからまだまだ読んでいたいです。
・デモンズプラン:ユース君がザルすぎて56年間ロブリオンに勝てなかったのがよくわかるし、ロブリオンはロブリオンでめっちゃ弱そうだし、すごい回でした。コミックス欲しくなってきました。 

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2017年01月23日

週刊少年ジャンプ8号感想(2017)

2016年ナンバーワン読み切り「ハトシェプスト」が、ジャンプ+で連載「終極エンゲージ」になるようです。楽しみすぎます。

○火ノ丸相撲

潮対天王寺が続いています。
覚醒した天王寺に対して、進化の兆しを見せた潮、という引きで前回終わっていましたが、今週はたっぷりと潮の進化が描かれました。

進化した潮の相撲は「鬼炎万丈の相」として完成し、佑真の突きと蛍の八艘飛びを見せてくれました。
以前、潮だけの横綱相撲が「火ノ丸相撲」だと形容されていましたが、今回のこれこそが完成した「火ノ丸相撲」という感じで最高です。
次回以降、部長やチヒロの技(戦い方)も出るのかもしれませんが、「相撲に縁遠かった佑真と蛍の二人の技から」という魅せ方が「ダチ高での経験によって潮が得た力」だとわかって最高ですね。

天王寺は「闇」と形容されていますが、彼が纏っているのは水のようにも見えます。
「濁流のように」とも言われていますし、水と対になる潮の火、という見方をすると二人の対比がより際立ちますね。
しかし、天王寺の辿り着いた境地が「闇」というのは、これまでの彼を振り返るとふさわしくないように思うんですが……。高校最後の大会で2回も負ける天王寺の救済編みたいなのが来るのでしょうか。


○鬼滅の刃

1ページ目から驚きました。
鬼殺隊の上に立つ「お館様」は顔面の上半分の皮膚が何かに侵されて、目も見えないようです。
外見で「ただ者ではない」「何か秘密がある」とわかる造形は、今後の彼が掘り下げられることへの期待しかありません。
侵食されているのは皮膚ではなく脳なのかな、と直感で思いましたが果たして。

「顔ぶれが変わらずに半年に一度の柱合会議を迎えられたことが嬉しい」というお館様の言葉から、柱であっても顔ぶれが変わることが示唆されていて、鬼の強大さが伝わるというものです。
あと、柱ですら鬼舞辻に会ったことがない、というのも合わせると味方組織の描写で敵の強さが伝わってきてすごく好きです。

柱の面々、お館様への尊敬と「鬼は滅する」という絶対的な掟を守る矜持が同居しているのがとても良いですね。キャラが一気に増えてどうなるか少し心配していましたが、逆に世界観が一気に広がってさらに好きになりました。

そして今週は何と言っても鱗滝さんの手紙ですね。
冨岡さんの連名のところ、こんなの感情が動かされないわけがありません。
炭治郎が無言で泣くだけの演出も相まって今週号で最高の一場面でした。

それだけで終わらずに、禰豆子が何らかの謎を抱えていることの示唆、そして来週への引きと完璧な1話だったように思います。初連載で、しかもまだ1年やっていないのに物凄い構成力です。


【一行感想】
・約束のネバーランド:巻頭カラーで中ボスが倒されるのはインパクトありますね。こういう作風の他作品が今はないので、完全に地位を確立した感があります。
・ 僕のヒーローアカデミア:3年のトップ3、全員癖がありすぎます。プロヒーローではない高い壁がデクたちにどんな影響を与えるか楽しみ。
・背すじをピンと:先週感じていた終わりそうな予感が的中してしまったのでしょうか…。2年後つっちーがいつだかのオマケとそんなに変わらなくてちょっと笑いました。あと、軽音部の人たちまた留年してませんコレ!?
・デモンズプラン:復讐の相手がより強い奴に負かされていた、ってちょっと悲しすぎませんか。斬新ではありますが、妹のくだりよりも驚いてしまいました。
・歪のアマルガム:三ツ首コンドルでも見た、めっちゃ先まで考えて漫画を描いているのに超スピードで伏線、布石を回収するやつですねこれ。好きなのでコミックス買います。

 

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2017年01月17日

週刊少年ジャンプ7号感想(2017)

「鬼滅の刃」が連載開始以来2度目の表紙です。
昨年秋頃から電子版に切り替えたのですが、紙でも買っておきたいくらい炭治郎が格好良いです。

○鬼滅の刃


最近の展開は最高という他にないので、納得の表紙&巻頭カラーです。

ナレーションによって柱は九名だと明言されました。
既に明かされていた冨岡の水、しのぶの蟲だけでなく、今週で炎、音、恋、岩、霞、蛇、風と、全員が何を司る柱なのかが今回だけで判明しました。
かつて柱だった善逸の師匠がこれらの文字どれかに当てはまるか?と考えると何かしっくり来ないので、善逸と同じ「雷の呼吸」を使う、雷柱だったのかな、と。
何が言いたいかというと、柱は人数が決まっていても、何を司るかは本人の資質次第なのかな、ということです。火神楽の舞によって進化の兆しを見せた炭治郎が炎柱を継承したり、風と対になる雷の呼吸を持つ善逸が風柱になったら面白いな、とかも思ったんですけど、善逸は特に師匠との絆が固いですから、柱になるなら雷柱になってほしいですね。

柱の面々は見た目と同じように性格も個性的なようです。
鬼を連れて歩く新人隊士は即殺すべし、という思いは一致しているにしろ各々の思考が漏れ出ているのが面白いです。音柱の人なんかただ殺したいだけですよこれ。
冨岡さんはこの中にいて苦労してそうですね。まともな会話ができる人が全然いなさそうです。
恋柱の人がまだ話が通じそうな言動をしてくれていますが、戦闘スタイルを考えると恐ろしい女性です。「恋の呼吸」って何だというのもありますし、そうなると恋していないと戦えないわけで、鬼に対して恋をして技を繰り出す呼吸を整えて殺すってことですよね。一番ヤバいのでは。

炭治郎が喋りやすいように、と薬を飲ませてくれたしのぶ、「彼女のことだから自白剤を飲ませるくらいはしてるのでは?」と思っていたところ、ツイッターで「飲ませて既に効果が出ているから炭治郎が述べていることに対して意味ありげな表情をしている」というような感想があって膝を打ちました。変な顔してるなとは思ったんですが、ここまでは思い至らず悔しいですね。

来週はついに「お館様」の顔が明らかになるようです。
炭治郎のリアクションからすると、
①父親の仕事関係で会ったことがある
②鬼舞辻無惨に似ている
このどちらかでしょう。
私は全巻初版で持っているファンなので自信があります。
(3巻が出た後に集め始めた奴)


○火ノ丸相撲

体格に恵まれている相撲クラブの子が、潮の取り組みを見て応援したくなっている様子が再戦の前置きとして取り上げられました。
この子にとっても潮と同じで天王寺が憧れで、天王寺に負けてほしいわけではないけど、思わず潮を応援したくなるという。この何気ない描写で会場の空気が少し変わってきているのが伝わるのいいですね。

初めてこの作品を読んでいて辛い気持ちになってしまった鳥取白楼戦の全てを吹き飛ばすかのように潮と天王寺の攻防が熱くて最高です。
どちらの攻めも果敢で、しかし決め手にならないのが大ゴマを駆使しながらもテンポ良く描かれていて、「作中最高の取り組みになる」という読む前からの予感が、序盤の攻防だけで確信になりました。
互いの技を「研究済み」の天王寺と、「知っとる」潮の対比も良いです。

これまでも国宝級の力士たちが発していた黒いオーラを全身に身に纏って「完成した」天王寺に対して潮が見せてくれるのは違う進化のようです。
潮が試合中に進化する、というのは今まであったようで無かった展開なのでこの引きは最高ですね。
天王寺が黒くなって終わりではなく、ここから潮のターン!というのは珍しい引きだったように思います。意外と3週くらいで決着ついてしまうのかも、とも思ったりしました。
来週の月曜日まで冬眠してすぐに次の話を読みたい。


【一行感想】
・ONE PIECE:今週でプリンちゃんが悪い奴で確定したのでしょうか。ここで二転三転されても…というのはあるので、「あんな素敵な奴ら一生出会えない」の良さと共にこのまま解決まで向かってほしいところ。
・ブラッククローバー:何もかもが強引すぎる…。マルス君を暴牛で引き取って1年くらいかけて成長させてからの方がよかったのでは、と思ってしまいました。
・ハイキュー:今まで出来ていなかったことが出来るようになった後輩に応えるようにブロック3枚の上からスパイクを決めた東峰さんも成長した、ってことで良いんですよね。
・ 左門くん:アンリは左門くんにとってもう1人のラスボスみたいなものだと思っているので、メインを張る回は気が引き締まります。今回もギャグ回なのに「友達(ぼく)」とか重要な場面を入れてきたりしますし。伝わってないし。そして裸。
・ダンス部:何か終わりそうですけど、まだまだ先が読みたくなる1話でした。ひらりん可愛い
・ナンバーワン:強いのに可哀想な人!貴方を待っていた!!そして来週はセンターカラー。散髪回以外は長谷川先生の本領が発揮されないままここまで来ている感があるんですが、小学生にはウケているのかもしれない(塵よりは親しみやすいな、と気づいた)。とても喜ばしいです。
 ・アマルガム:まだ最下位を脱せない…!ヒロインとの再会はもっともっと溜めてから読みたかった展開です。が、彼女がすぐフェードアウトしてバトルが始まったので安心していいのか。どうなんだ。上空から海に落ちて無人島に漂着して第2部が始まったりするのか!?

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