七つの大罪
2015年02月08日
「七つの大罪」 アーサーは第2部の主人公…?
アニメ「七つの大罪」が毎週日曜日の楽しみです。
原作漫画の作者・鈴木央先生が週刊少年ジャンプで連載していた「Ultra Red」がジャンプ作品の中で未だにベスト5に入るくらい好きなので、4大週刊少年誌を渡り歩いた最後に大ヒット作品が生まれ、そのアニメをファンとして楽しめているということを「Ultra Red」が大好きで打ち切りに怒り震えた当時の自分に教えてあげたいです。(教えてどうする)
登場に改変があったので、原作ゴウセル好きの人はどう思ったのかな、というのと、技名の表示が残念な感じなこと以外は本当に素晴らしいアニメだな、と思って見ています。
恥ずかしい話ですが、アニメでディアンヌの可愛さに気付きました。
アニメ最新話で新キャラクターのアーサー・ペンドラゴンが登場し、素顔を晒しました。
ここからは原作の話になります。
アーサーは8巻のラストに登場し、9巻でアニメと同じように素顔を晒しました。
彼は、主人公・メリオダスが大ボス・ヘンドリクセンの勢力と戦っている最中に突如現れます。
キャメロットという国の王であり、リオネスの混乱を納める為に力を貸す、と言って最終決戦とも言っていい舞台に突如参戦をしました。
(説明の順番が前後しますが、今まで物語はリオネスという国が中心に進んでいました。)
アーサーはメリオダス達・七つの大罪をリスペクトしており、主人公サイドに立って戦うのですが、なんとメリオダスよりも先にヘンドリクセンと遭遇して、けっこういい勝負をしてしまいます。
残念ながら劣勢でメリオダスに交代してしまうものの、魔力を扱うことができず剣のみで戦った結果というのだから驚きです。
本人いわく「ヘンドリクセンほどの相手と戦って窮地に追い込まれれば『魔力』が目覚めると期待したが上手くいかなかった」とのこと。
さらに言うと、誰も抜くことができなかった剣を抜いて王に選ばれたという設定も持っていますが、ヘンドリクセンと戦った時に振るっていたのは別の剣です。
……メリオダスの物語に突如現れたにしては活躍しすぎています。
アーサーの活躍を見た時の率直な感想は「いずれ連載する予定がある別作品の主人公かな?」でした。
あと、今さら気付いたのですが、
メリオダスたち七つの大罪とヒロイン・エリザベス以外で唯一、表紙のメインを飾っています。
活躍の度合いで言えば、10巻の表紙はキング(とディアンヌ)になりそうなものです。
また、アーサーが表紙になれるなら、11巻(表紙でのネタバレを避けるなら12巻)はギルサンダーでもいいはずです。
(11巻は短編集と同時発売だったので構図を合わせているというのはわかりますが)
まとめると、アーサー・ペンドラゴンは
①作中での登場タイミングが若干唐突である割に活躍をしている
②ギルサンダーを差し置いて表紙を飾るほどの重要キャラである
③大ボス・ヘンドリクセン以上の強敵と戦えば魔力が解放されるかもしれない
ということになります。
③に該当する強敵といえば、例えば魔人化したメリオダスが当てはまりそうです。
(コミックス派なので最新の展開がどうなっているいるかわかりませんが)
この展開だと第2部の主人公がアーサーになると思えるんですが、どうでしょうか。
もしこうなると水上悟志先生の「戦国妖狐」みたいだな、と。
初登場回の顔。こわい
「戦国妖狐」は、2巻で敵として初登場した千夜が7巻から始まる第2部の主人公になります。
が、千夜は主人公になるとは全く思えない登場の仕方をしており、主人公サイドのメインキャラに「(目を合わせたら)血の川が見えた」と言われるほどでした。
敵勢力の戦闘兵器として育てられたので、千夜はこんな恐ろしい顔をしていますが、1部の途中で人間らしさがほんの少しだけ芽生えます。
主人公になる2部冒頭では戦闘兵器だった頃の記憶を失っており、普通の少年の心を持ちます。
そして、記憶が戻ることで苦悩し、そこでようやく主人公になったという印象があります。
立派な主人公になった千夜
水上先生は「魂」のあり方について深く扱う作風なので、千夜は生まれ直して主人公になったとも言える一面があると言えるのではないでしょうか。
千夜は主人公がいなくなった物語に放り込まれて、徐々に主人公になっていったキャラクターかな、という印象です。
(1部の主人公がどうなったかというと、強大な力を得すぎて暫定のラスボスになってしまいました。)
あと、少年漫画で主人公が交代する作品で外せないのは「ジョジョの奇妙な冒険」でしょうか。
8部「ジョジョリオン」まで進んだ今となっては部が変わる=主人公が交代するというのは当たり前のことですが、1部がジョナサン・ジョースターの死をもって終結した、というのは当時それこそ予想がつかない展開だったのではないでしょうか。
「ジョジョ」と「戦国妖狐」は主人公交代が上手くハマったパターンだな、と思えているのと同じように、「七つの大罪」でアーサーが主人公になるとしても変わらない熱量で読めるように物語を追いかけていきたいです。
……これでメリオダス続投だったら大いに笑ってください。
あまりにも気になったので、
七つの大罪 第2部で検索をしてみたところ…
(※ ネタバレ注意)
……当たらずとも遠からず、といったところ?
「戦国妖狐」オススメです。今月出る14巻も楽しみです。
原作漫画の作者・鈴木央先生が週刊少年ジャンプで連載していた「Ultra Red」がジャンプ作品の中で未だにベスト5に入るくらい好きなので、4大週刊少年誌を渡り歩いた最後に大ヒット作品が生まれ、そのアニメをファンとして楽しめているということを「Ultra Red」が大好きで打ち切りに怒り震えた当時の自分に教えてあげたいです。(教えてどうする)
登場に改変があったので、原作ゴウセル好きの人はどう思ったのかな、というのと、技名の表示が残念な感じなこと以外は本当に素晴らしいアニメだな、と思って見ています。
恥ずかしい話ですが、アニメでディアンヌの可愛さに気付きました。
アニメ最新話で新キャラクターのアーサー・ペンドラゴンが登場し、素顔を晒しました。
ここからは原作の話になります。
アーサーは8巻のラストに登場し、9巻でアニメと同じように素顔を晒しました。
彼は、主人公・メリオダスが大ボス・ヘンドリクセンの勢力と戦っている最中に突如現れます。
キャメロットという国の王であり、リオネスの混乱を納める為に力を貸す、と言って最終決戦とも言っていい舞台に突如参戦をしました。
(説明の順番が前後しますが、今まで物語はリオネスという国が中心に進んでいました。)
アーサーはメリオダス達・七つの大罪をリスペクトしており、主人公サイドに立って戦うのですが、なんとメリオダスよりも先にヘンドリクセンと遭遇して、けっこういい勝負をしてしまいます。
残念ながら劣勢でメリオダスに交代してしまうものの、魔力を扱うことができず剣のみで戦った結果というのだから驚きです。
本人いわく「ヘンドリクセンほどの相手と戦って窮地に追い込まれれば『魔力』が目覚めると期待したが上手くいかなかった」とのこと。
さらに言うと、誰も抜くことができなかった剣を抜いて王に選ばれたという設定も持っていますが、ヘンドリクセンと戦った時に振るっていたのは別の剣です。
……メリオダスの物語に突如現れたにしては活躍しすぎています。
アーサーの活躍を見た時の率直な感想は「いずれ連載する予定がある別作品の主人公かな?」でした。
あと、今さら気付いたのですが、
メリオダスたち七つの大罪とヒロイン・エリザベス以外で唯一、表紙のメインを飾っています。
活躍の度合いで言えば、10巻の表紙はキング(とディアンヌ)になりそうなものです。
また、アーサーが表紙になれるなら、11巻(表紙でのネタバレを避けるなら12巻)はギルサンダーでもいいはずです。
(11巻は短編集と同時発売だったので構図を合わせているというのはわかりますが)
まとめると、アーサー・ペンドラゴンは
①作中での登場タイミングが若干唐突である割に活躍をしている
②ギルサンダーを差し置いて表紙を飾るほどの重要キャラである
③大ボス・ヘンドリクセン以上の強敵と戦えば魔力が解放されるかもしれない
ということになります。
③に該当する強敵といえば、例えば魔人化したメリオダスが当てはまりそうです。
(コミックス派なので最新の展開がどうなっているいるかわかりませんが)
この展開だと第2部の主人公がアーサーになると思えるんですが、どうでしょうか。
もしこうなると水上悟志先生の「戦国妖狐」みたいだな、と。
初登場回の顔。こわい
「戦国妖狐」は、2巻で敵として初登場した千夜が7巻から始まる第2部の主人公になります。
が、千夜は主人公になるとは全く思えない登場の仕方をしており、主人公サイドのメインキャラに「(目を合わせたら)血の川が見えた」と言われるほどでした。
敵勢力の戦闘兵器として育てられたので、千夜はこんな恐ろしい顔をしていますが、1部の途中で人間らしさがほんの少しだけ芽生えます。
主人公になる2部冒頭では戦闘兵器だった頃の記憶を失っており、普通の少年の心を持ちます。
そして、記憶が戻ることで苦悩し、そこでようやく主人公になったという印象があります。
立派な主人公になった千夜
水上先生は「魂」のあり方について深く扱う作風なので、千夜は生まれ直して主人公になったとも言える一面があると言えるのではないでしょうか。
千夜は主人公がいなくなった物語に放り込まれて、徐々に主人公になっていったキャラクターかな、という印象です。
(1部の主人公がどうなったかというと、強大な力を得すぎて暫定のラスボスになってしまいました。)
あと、少年漫画で主人公が交代する作品で外せないのは「ジョジョの奇妙な冒険」でしょうか。
8部「ジョジョリオン」まで進んだ今となっては部が変わる=主人公が交代するというのは当たり前のことですが、1部がジョナサン・ジョースターの死をもって終結した、というのは当時それこそ予想がつかない展開だったのではないでしょうか。
「ジョジョ」と「戦国妖狐」は主人公交代が上手くハマったパターンだな、と思えているのと同じように、「七つの大罪」でアーサーが主人公になるとしても変わらない熱量で読めるように物語を追いかけていきたいです。
……これでメリオダス続投だったら大いに笑ってください。
あまりにも気になったので、
七つの大罪 第2部で検索をしてみたところ…
(※ ネタバレ注意)
……当たらずとも遠からず、といったところ?
「戦国妖狐」オススメです。今月出る14巻も楽しみです。
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